UAEでのサッカー、アジアカップ。国交断絶、出入国禁止を続けるカタールに対して、開催国のUAEが0-4で負けた。

 その翌日、UAEでのカタールに対するインタビューで、カタールを御弄すること、選手の出場権のことなど無茶を言い出している。

 多分、やはり負けている制裁主張国のサウジが裏で協調しているに決まっている。これらの戦時と同様の関係の国が誹謗中傷をすることは、スポーツマンシップ、あるいは政治とスポーツの関係の独立性を揺るがす。非常にアンフェアな行為だ。

 大会が終わってから、いつもの誹謗中傷を開始するならまだしも、これから決勝へ向かう時には不適正な行為だ。

 

 UAEとサウジがカタールをバッシングするのは、サウジの国王承継時だからだ。皇太子が非常なタカ派で、常識を外れていることはトランプ以上なのは有名。アラブの首長制度において、サウド家とUAEの七つの首長家とバーレーンサウド家の親戚)がカタールを爪弾きする。皇太子の不法行為を知っていて対立しているからだ。

 

 中国、インド、サウジは最も金のある独裁国だ。それが専横的行動をしている。彼らの行動は世界を不安にさせるものだ。これからもおかしな行動を、人目も気にせずに行うことだろう。トランプを手懐ければ怖いものなしとばかりに、我々の目を節穴と思っている。日本へも来たのが気にかかるが。

 

 謙虚さを著しく欠いているサウジの皇太子の専横であり、不愉快を告げたから急に動き出すUAE論陣。馬鹿な話だ。