防衛省は監査を受けるほうがよい

グーグルアースで軍事基地の設営位置を決める。地上型イージスシステムを日本北東地域と南西地域に探す折にグーグルアースで探し、決定に至った。現地で実測もせず、実際には標高差は半分もなかったがそれも知らずに配備計画を進めさせた。いったい誰がその指示をしたのだろうか。いったいいくらの費用が掛かっていて、調査費はグーグルアースを眺めることに費やされたのか。気が抜けきって、ただの素人の手抜き。

昨年、グーグルのスマートスピーカーで情報が筒抜けになっていたが、自衛隊では中枢部や幹部自宅で使っているのではないかと疑う。

 

十年も前、イスラエルは米国と共謀してイランの核施設のPCにウイルスを拡散した。施設内PCに付属するスピーカーをマイクとして使って会話をネット経由でモサドへ送信する物だった。これを使って幹部の通勤ルート、時間帯などを確認し、バイクでテロリストを使って開発担当者三名を暗殺した。これによって核の開発が遅れた。

 

グーグルアースを使えば、何をどのように検索しているかはグーグル側に筒抜けである。加えて幹部の自宅や自衛隊の中での会話が筒抜けになれば軍事機密などは無きに等しい。

 

かつて自衛隊員数名に北朝鮮のハニートラップが仕掛けられていた。

先日、F-35が青森沖で墜落した時、その部品をロシアや中国に取られないように、日米が協力して機体回収作業に当たった。

ステルス機には電波を反射しにくいように機体に特殊な塗装をする。その塗料には中国産のレアメタルが必要だ。トランプさんに対して習さんがレアメタルが云々とちらつかせる。

この塗料については、7年前に中国人スパイがアメリカで逮捕されたが、その中に記載されていた。また推進装置についての機密事項はスノーデンが暴露した資料の中にいくつかが含まれていた。

元CIAのスノーデン氏は6年前に大量の機密情報を一般に晒した。それによる報酬は無かったことになっているが、そんな事で危険を冒す必要は全くない。正義感がそうさせたというのは笑わせる。そのための費用はどこが出していたのか。晒したの本当に全部か。バレそうになって事実を隠すための口実を作って逃げた。そう考えるのが普通だろう。

そして、その機密情報に含まれた戦闘機機体にそっくりな戦闘機がそれと相前後して軍用機展示披露会に現れた。本当のスポンサーは、多分その国だ。エンジンは一つ多かったが、全体的外観をそっくりでステルス性もほとんど変わらない。トランプさんが怒るのも無理はない。

金正男がマレーシアで殺された。犯人は実の弟であるかのようになっているが、それをやれと指示したのは別かもしれない。北朝鮮ハッカー集団を持っていて、それで各国の情報を常時監視、エスピオナージの探索をしているとされる。しかし、そのための機器や技術は自前で開発したのかどうか。核を開発できる技術があるから自前だろう? 本当にそう考えるのだろうか。

中国は昨年3万人の情報作戦部員数の増加をした。数年前に6500人、その十年前に3000人で、詳しいことが伝わらない現在、いったいどれだけいるか分からない。それがほとんどが天津などにいるとされるが、北へ出張していて当然でしょう。

その部員が大人しく自国内で作業していると考えるのも無理でしょう。米国、日本はもちろん、多くの国で活動しているだろう。インターネットを用いる範囲のことは世界のどこに居ても同じだし、グーグルの機器に潜り込むこともできるし、スマホにも入れる。米国のSNS監視と同様のことが出来る。

米国では海外だけでなく、自国民のプライベートなSNSを監視しているとされる。海軍、陸軍、情報部が競合している。ケンブリッジアナリティカのような民間調査機関もSNSネットワークに潜り込む調査をしている。

 

軍事基地を作るのに、グーグルアースで調べてそれを信じて設置を決める。そのシステムにはインターネットが用いられ、そのネットにはどこの国からも同時に入れる。事実と違う情報を流すことも攪乱させることもできる。現場に行かず、設置を決めたら予想と全く違っていた。これは情報管理が出来ていないことを如実に示している。

確認もせず、経費を浮かせていったい何に使ったの?その幹部はハニートラップにかかっていません?

なぜ手抜きするのか。厚労省も同じだが、甘い汁があるか楽できるか、そして誰かが許すからだ。確認すべき人が何かに侵されている。北のハニートラップか、中国の現金か。そこら辺を真っ新になるまで調べるべきだ。

監査を受けて、自信をもって国防を任せてくれと言えるようになってほしい。